ベンリィにアイリス箱を装着
ベンリィの充実した積載能力をこれまでまったく活用していなかったので、リアキャリアに箱を付けることにしました。
純正やパーツメーカーのラゲージボックスもあるのですが、なにぶん価格が高いのと重量が重い…あとどうしても業務用っぽくなってしまうので、今回はアイリスオーヤマ製の密閉RVBOX(通称アイリス箱)を付けてみました。レッツDIY!
ベンリィのリアキャリアには、箱を固定するためのネジ穴が前後2個ずつ付いており、まずはそれに合わせてアイリス箱に穴を開ける必要があります。
今回取り付けようとしている箱は小さめなので、後ろの2個の穴を使い固定します。完成イメージはこんな感じ。
(この時点ではただ乗せてるだけです)
ネジ穴を正確に開けるために使用したものが、透明プラ板と白のポスターカラー。
透明プラ板をリアキャリアに乗せた状態で真上からポスターカラーで目印を付けることで、位置を正確に掴むことができ、またこのプラ板を取っておけば、別の箱を付けるときにも穴を開けるのが楽になるだろうという目論見です。
ではさっそく実践。
この日は風が強く、ポスターカラーが流れてしまったりとかしましたが、まぁ許容範囲。前後でボルト穴の位置が違うため、矢印は前方を区別するために付けました。
そしてこのマーキングポイントに穴を開けます。最初はドリルを使ったのですが、プラ板が薄くて硬いのかうまくいかないため、先日ハトメ打ちで使ったポンチが穴径1cmとちょうどよさげなので使ってみます。
よいしょぉー(バキッ)
………。
思いっきりヒビが入って微妙な出来になってしまいました。ま、まぁでも許容範囲!
このプラ板の穴をガイドとして、アイリス箱の底に電動ドリルで穴を開けます。
ドリルの刃は写真だと7mmですが、これだと小さくてネジが入らなかったので実際は9mmを使いました。
9mmだとするっとネジが入ったので、8mmくらいがジャストかもしれません。
ちなみに7mmのしか持っていなかったので作業中にホームセンターに買いに行きました。バイクって便利だね!
さてさて、ようやくネジ穴も空いたので、いよいよ装着!
念のため、ゴムワッシャーを挟んでボルトを締めています。
実際に乗せてみると、ちょっとアイリス箱の脚の角の部分が当たって不安定な感じだったので、ノコギリとヤスリで角を削ってしまいます。
仕上がりが汚いけど見えない部分だから気にしない!
もう一度乗せて、ボルトを締めて…
よっしゃ完成!
やっぱりちょっとカッコ悪くなりますね…とりあえず、色を合わせるために箱を塗装するかな?
あと、その後走ってみたところ、ボルトの位置が箱の端のため、反対側のリアキャリアの後端のバーに接する部分が振動でビビリ音がする。これも改善が必要になりそう。
最後に補足。
ぼくのベンリィ110のリアキャリアに最初から付いていたボルトは12mmのレンチで外せました。
ネジ穴はM8という規格なのですが、一般的にホームセンターで売られているM8の六角ボルトは13mmなので、最初からついているボルトを外すのに12mm、あとから箱を付けるのに13mmのソケットレンチが必要になりました。
また、ネジ穴がある場所は少し窪んでいるので、箱を付ける場合はその隙間を考慮してもっと長いネジが必要となります。今回の場合は6cmの六角ボルトネジでちょうどいい感じでした。
まとめると、箱を付けるためにぼくが調達したものはこれだけになります。
- アイリス箱(RVBOX460 密閉カギ付き)
- 透明プラ板
- ポスターカラー
- 電動ドライバー
- ドリル刃
- ソケットレンチ(12mm、13mm)
- 六角ボルト(M8、6cm)
- ゴムワッシャー
- ノコギリ
- ヤスリ
正直、かなりの出費に…。
日頃からDIYで道具が揃っている人なら良かったんでしょうけどね。まぁ楽しかったからいいんですけどね。
次はビビリ音の改善を目指します!