人生は一度だけ

一度だけの人生を思い切り楽しむために。

富士吉田ツーリング&湯治の旅①

突然ですが、湯治というものに以前から憧れていました。

これまでも温泉旅行は何度かしたことはあるのですが、だいたい休暇の都合で一泊だったりせわしない観光とセットだったりで、何日も温泉に滞在し、温泉に入りながらのんびり過ごすというのをやったことはありません。

先日、腰を痛めた後ちょっと右太腿が肉離れっぽくなっていてちょっと身体を休めたかったのと、何より今は無職で時間がたっぷりあるので、この際に憧れの湯治をやってみることにしました。

折しもここまで天気が良くなかった11月も24日と27日は関東全域で天気になるようなので、この日を行きと帰りに設定してベンリィでツーリングすることに決定。

あとはどこに行くかですが、ぼくは肌が弱いので、肌に良いと評判の温泉をネットで調べて、湯治の場所は山梨県富士吉田市の「不動湯」に決めました。宿泊も素泊まり一泊3,600円となかなか安めで良さそう。

Googleマップで下調べしたところ、2時間半ほどかかるようなので、当日は12時には出発するつもりだったのですが、いろいろとトラブルがあったりで出発は14時前になってしまいました。

1時間ほど走ってコンビニで休憩。多摩市から1時間でもうこんなに山の中って感じになるんだなぁ…。

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しかし今日は風もあってとにかく寒い!

念のために持ってきたゴアテックスのレインウェアをダウンジャケットの上に重ね着して、また、小さな使い捨てカイロをハンドルカバーに入れて手を暖めるなど、冷え対策をここで取り、いよいよ山梨へと向かう山道「道志みち」へと入っていきます。

ベンリィに乗ってから初の本格的な山道走行。わかったことは、登りがきつくなるとスピードが全然出ない。思い切り吹かしてなんとか50kmといったところ。

後ろから来る車にひやひやしつつ、山道をしばらく走って道の駅まで到着。駐車場にバイクはけっこう居たのですが、小型二輪はぼくだけでした。

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それから30分ほどで道志みちを抜け、山中湖に着きました。ここからは富士山が非常によく見えちょっと感動。ちょうど夕暮れだったこともあり、カメラを出して撮影。

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富士吉田市に向けて出発した頃にはもう16時半を過ぎていました。

それから富士吉田の道の駅を経由して、下吉田方面へ走る。

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不動湯へはかなり山道を行かなければならないので明るいうちに着きたかったのですが、山道の入り口に着いた頃にはすっかり暗くなってしまい、ハラハラしながら慎重に慎重に山道を登って、ようやく不動湯に到着しました。

東海道徒歩の旅でも思いましたが、夜動くのはやっぱり危険なので、早く陽が落ちてしまうこの季節はあまり旅には向いてないですね。

宿にチェックインした後は、さっそくお風呂に入ってすっかり冷え切ってしまった身体をあたためて、その後は宿の食堂で夕食を済ませてのんびりすることに。

ちなみに不動湯さんはかなり山奥にあるためケータイ(SoftBank)が圏外で、生存報告を彼女にする約束だったので焦ったのですが、宿のWiFiを貸してもらってなんとかなり一安心。

だらだらとテレビを見たりネットをしてたら疲れのせいか眠気が来たので、23時前には就寝しました。