西伊豆ツーリング①
以前に友人と飲みに行った際に教えてもらった伊豆の夕陽スポット「黄金崎」がずっと気になっていて、行く機会を伺ってました。
が、このところずっと天気が良くなくどうにも踏ん切りがつかない。
かと言って他にやることもなかった(こういうこと言うと無職っぽいですね)ので、12月1日、思い切ってベンリィに乗って見に行ってきました。
黄金崎は西伊豆方面になるので150kmくらい、寄り道や休憩もすることを考えると間違いなくこれまでで最長のツーリングになります。
予報では東京の辺りは夕方から雨だけど伊豆方面は晴れるようなので、あとは夕陽が雲に隠れないように祈るばかり。
11時頃に出発、ひたすら走り続ける。相模原から平塚を通り小田原を越えたあたりから海沿いの道が続き信号も少なくなっていい感じに。
多摩市から3時間ほどで湯河原駅前に着きました。バイクに乗ってると写真を撮れないので、大半の時間を占める道中の描写が難しいですね。
一度ここにベンリィを停めて昼食を取ります。
食べたのは湯河原のB級グルメ「坦々焼きそば」。
駅前の店で食べたのですが、辛いだけでゴマなどの風味はなく微妙…。5年くらい前に湯河原に来た時に別の店で食べたやつのほうが美味かったなぁ。
食べた後、ベンリィにまたがり出発しようとしたのですが、不意に駅前で交通誘導をしていたおじさんが近づいてきて、
「これなんてバイク?」
「カブじゃないの?」
「いくらくらいするの?」
と矢継ぎ早に質問をしてきてちょっと面食らった。ベンリィが欲しくなったのかな?
さて、湯河原からは国道135号線を走って熱海を越え、その後は県道80号線で修善寺まで行き、国道136号線で西伊豆まで行きます。東側の海岸線から山を越えて伊豆半島の反対側に行くというなかなかハードな道のり。
道中の天気は悪くないのですが、低い位置に雲が厚く出ていたので、夕陽が見えるか心配になってきたけどいまさら戻るわけにもいかないのでひたすら進みます。
ようやく黄金崎に到着したのは16時過ぎ。この時期は16時半には陽が落ち始めるので、ちょっと危なかったですね。
少しぶらぶらしつつ撮影ポイントを物色。最初は誰もいなかったんですが、日没が近くなってくるとどこからともなく人が集まってきました。
心配していた雲ですが、厚い雲は出ているものの水平線近くは綺麗に見える状態でなんとかなりそうです。
そして数分後…
来た!
水面に夕陽が映りすごく綺麗!写真でも綺麗だけど、肉眼で見た光景がとても感動的でした。
さて、陽が落ちたということは間も無く暗くなってくるので、余韻を味わう暇もなく急いで本日の宿に向かいます。
が、この日に取っていた宿は場所を勘違いしてしまっていて、黄金崎からまだ20km以上ある松崎という街にあるため、また真っ暗な山道を走ることになってしまいました。
途中にある彫刻ラインという道で、道端にある彫刻がバイクのライトで浮かび上がるのがめちゃくちゃ怖かった…。
しかも宿は素泊まりなので夕食を食べていくつもりが、道中に見かけた飲食店はすべて閉まっており、結局スーパーで買った弁当を侘しく食べてこの日は終わりました。
おれ…一体なにやってんだろ…