ベンリィのホムセン箱を交換
以前にベンリィのリアキャリアに箱を取り付けましたが、その後、使っていく中でちょっと不満が出てきていました。
・蓋が平らでないため物が置きづらい
・容量が小さい
・色がベンリィと合っていない
特に容量の小ささ。ヘルメットを入れるともう一杯になってしまうので、今後のロングツーリングを考えるとちょっと物足りない。
そこで、思い切って箱を新しく調達して付け替えることにしました。
条件を整理すると、
・容量は60Lは欲しい
・外付でも鍵がつけられる
・蓋が平らになっている
・色は白か茶色
といったところ。
ざっと探した感じだと、鍵や容量は特に問題ないのですが、色についてはなかなか良い物が見つからず、諦めてDIYで塗り替えることを考えていたのですが、その矢先にいい感じの色の箱を見つけました。
容量も十分で蓋は平ら、鍵も南京錠が外付けできるようなので条件をクリアしています。
これしかない!ということでさっそく購入しました。
商品名はルームパック620。価格も2,000円しないくらいで購入できます。ただ前の箱と違い、バイク用のものでないためか、かなり薄くペラペラしており、強度がちょっと心許ないかも。
とりあえず、今の箱を外して仮置き。
横向きにしてみたものの、あまりしっくりこないので縦向きにしてみます。
こんな感じかな?さすがに箱が大きいぶん存在感がすごい…。けど、色の相性はなかなか良い感じですね。
とりあえず取り付け方向と位置は決めたので、前回の箱取り付け時に作ったガイド板を使って、箱の底に穴を開けます。
開けた穴でボルトを通し、かなり楽に取り付け完了。ガイド板を作っておいた甲斐がありました!
あと、箱の底が平らなので脚を削ったりしなくて良いのが楽ですね。
さっそく少し走ってみて確認してみると、かなりひどいビビリ音が…。どうも蓋と箱の隙間がけっこうあって、そこが震えて鳴っているようです。
そこで、ホームセンターで売ってる隙間用テープをこんな感じに貼りました。
ちなみにヘルメットを入れてもまだまだ容量には余裕があります。
この対策の後はビビリ音は消えました!が、箱と蓋のつがいの部分がどうも当たるようで、乗り続けているとなんか腰に違和感が。
まあいいかなと思ってたのですが、やっぱり気になるのでさらに穴を開け直して、取り付け位置を2〜3センチ後ろにずらすことでギリギリ当たらなくなりました。
ただ、もともとそんな丈夫じゃない箱なのにさらに穴を開けたので、ちょっと強度が心配かも…。
まあとりあえずはしばらく使い続けてみようと思います。値段は安いので、壊れたら最悪また買うということで(; ̄ェ ̄)
バイクのヘルメット曇り対策
何度かのツーリングや日頃のちょい乗りを重ねるうちに、バイクのヘルメットのシールドがだいぶ汚れてきてしまいました。あと寒くなってきたせいか曇りがひどい。
そろそろ手入れが必要かな?ということで、ネットで調べた方法でやってみることにしました。
まずはシールドを外す。上に向けて横のボタンを押しながら上げれば簡単に外れます。
続いてインナーバイザーも引っ張って抜き取ります。
用意するものは、先ほど外したふたつと中性洗剤、スポンジ、あとティッシュ。
まずはスポンジに洗剤を垂らして洗います。
よく乾かして…
今度はティッシュに洗剤を一、二滴垂らして磨きあげます。これで曇り止めになるんだそうな。
さらに、今回は曇り防止用品のピンロックシートを取り付けます!
取り付けはとっても簡単で、シールドを横にぐっと広げて、両端にあるピンにピンロックシートの穴を嵌め込んで、保護シールを剥がせば終わり。
あとはシールドとインナーバイザーを外したときと逆の手順で戻して、お手入れ完了!
さて、さっそく効果のほどを確認するため近くをぶらっと走ってきました。
結論から言うと、洗剤での曇り止めはあまり効果がなかったです…。ちょっと息を吐いたらすぐ曇るのは磨く前とあまり変わらない印象。
一方、ピンロックシートですが…こちらはすごい効果!
シールドを下ろしてハーって息をかけても、貼り付けてある部分はまったく曇りません。これはすごく快適!
ちょっと惜しいのは、貼り付け位置がやや下付きなせいか、ちょっと視線に対してシート上部の境界線が気になることでしょうか。
ヘルメットの曇りに悩んでいる方、ピンロックシートはオススメです!
西伊豆ツーリング②
6時半起床。起きたらまずは朝風呂。
この日は昼から天気が崩れると予報されていたのですが、空は晴れていました。
今回は素泊まりではなく朝食付きにしていたので、宿で朝食を取りました。
品数が多く味もなかなか!朝からおひつご飯をたんまり食べてしまいました。
食べた後はさっと準備をして8時過ぎに出発。
まず、昨日の黄金崎が朝はどうなっているかなんとなく気になったのでもう一度行ってみました。
ちょっと雲が多いのが残念ですが、朝方もいい風景が見れますね。
さて帰りのルート、当初の計画では沼津へ行ってなにか魚料理を食べようと思ってた…のですが、朝食をたくさん食べたのでそういう気がなくなってしまいました。
そこからなら箱根を越えて帰ることになり、徒歩の旅の時とは逆のルートなのでちょっと面白いと思い、三島〜箱根を通って帰ることに決定。
せっかくなので、B級グルメ「三島コロッケ」も食べました。
うん、普通に美味しいコロッケですね。わさび味というのもあったけどそちらは未食。次だな。
お参りもしたしコロッケも食べたので、天気が崩れないうちに三島を発ち箱根方面へ向かいます。
進んでいくと東海道徒歩の旅のときに見た場所や通った道もあり、なんだか懐かしい気分になってきます。あれからもう2ヶ月か…。
あのときあんなに苦労して歩いた道が、バイクだとあっという間に越えられてしまうという事実も、なんだか切ない気分にさせられますね。
さて、いよいよ箱根の山へ。
やっぱり標高が高くなるとベンリィのパワーが弱くなるので、ただでさえ出ない登坂スピードがさらに遅くなってしまってましたが、伊豆方面からの国道1号線には登坂車線があるので、あまり迷惑をかけずに済みました。
ここから箱根湯本までの下りは他の車もおらず、なかなか楽しかったです。これ上りだったらぜんぜんスピード出ないだろうなぁ…。
箱根から小田原を通っての帰り道は行きと同じなので特に何もないですが、都市部に入ってくると渋滞や信号も多くなるので時間がかかるうえにあまり楽しくないですね。
途中でパラパラと雨が降ってきてちょっとひやひやしましたが、本降りになる前には帰宅することができました。
それにしても、一回の給油で東京〜西伊豆を往復できるベンリィのタンク容量&燃費は本当にすごいなぁ。
伊豆は大好きな場所なので、また機会があれば行きたいです。
西伊豆ツーリング①
以前に友人と飲みに行った際に教えてもらった伊豆の夕陽スポット「黄金崎」がずっと気になっていて、行く機会を伺ってました。
が、このところずっと天気が良くなくどうにも踏ん切りがつかない。
かと言って他にやることもなかった(こういうこと言うと無職っぽいですね)ので、12月1日、思い切ってベンリィに乗って見に行ってきました。
黄金崎は西伊豆方面になるので150kmくらい、寄り道や休憩もすることを考えると間違いなくこれまでで最長のツーリングになります。
予報では東京の辺りは夕方から雨だけど伊豆方面は晴れるようなので、あとは夕陽が雲に隠れないように祈るばかり。
11時頃に出発、ひたすら走り続ける。相模原から平塚を通り小田原を越えたあたりから海沿いの道が続き信号も少なくなっていい感じに。
多摩市から3時間ほどで湯河原駅前に着きました。バイクに乗ってると写真を撮れないので、大半の時間を占める道中の描写が難しいですね。
一度ここにベンリィを停めて昼食を取ります。
食べたのは湯河原のB級グルメ「坦々焼きそば」。
駅前の店で食べたのですが、辛いだけでゴマなどの風味はなく微妙…。5年くらい前に湯河原に来た時に別の店で食べたやつのほうが美味かったなぁ。
食べた後、ベンリィにまたがり出発しようとしたのですが、不意に駅前で交通誘導をしていたおじさんが近づいてきて、
「これなんてバイク?」
「カブじゃないの?」
「いくらくらいするの?」
と矢継ぎ早に質問をしてきてちょっと面食らった。ベンリィが欲しくなったのかな?
さて、湯河原からは国道135号線を走って熱海を越え、その後は県道80号線で修善寺まで行き、国道136号線で西伊豆まで行きます。東側の海岸線から山を越えて伊豆半島の反対側に行くというなかなかハードな道のり。
道中の天気は悪くないのですが、低い位置に雲が厚く出ていたので、夕陽が見えるか心配になってきたけどいまさら戻るわけにもいかないのでひたすら進みます。
ようやく黄金崎に到着したのは16時過ぎ。この時期は16時半には陽が落ち始めるので、ちょっと危なかったですね。
少しぶらぶらしつつ撮影ポイントを物色。最初は誰もいなかったんですが、日没が近くなってくるとどこからともなく人が集まってきました。
心配していた雲ですが、厚い雲は出ているものの水平線近くは綺麗に見える状態でなんとかなりそうです。
そして数分後…
来た!
水面に夕陽が映りすごく綺麗!写真でも綺麗だけど、肉眼で見た光景がとても感動的でした。
さて、陽が落ちたということは間も無く暗くなってくるので、余韻を味わう暇もなく急いで本日の宿に向かいます。
が、この日に取っていた宿は場所を勘違いしてしまっていて、黄金崎からまだ20km以上ある松崎という街にあるため、また真っ暗な山道を走ることになってしまいました。
途中にある彫刻ラインという道で、道端にある彫刻がバイクのライトで浮かび上がるのがめちゃくちゃ怖かった…。
しかも宿は素泊まりなので夕食を食べていくつもりが、道中に見かけた飲食店はすべて閉まっており、結局スーパーで買った弁当を侘しく食べてこの日は終わりました。
おれ…一体なにやってんだろ…
富士吉田ツーリング&湯治の旅④
4日目
今日もいい天気!
最後の朝風呂に入り、8時前に出発しました。不動湯さんはホテル然としてない、いかにも湯治宿という風情でなかなか楽しく過ごせました。
街に降りた後は、まずは昨日の撮影ポイントにもう一度行ってリベンジ!
予想通り、午前中だと太陽がいい位置で、しかも雲一つない晴天のため、かなり良い感じの写真を撮ることができました。
できれば昼には帰宅したかったので、この後はまた山中湖〜道志みちを経由して帰ります。
富士吉田から富士山へ向かう道にあった鳥居
まずは山中湖に到着。山中湖と富士山の間に位置する場所で降りてみたのですが、建物が邪魔してあまりいい景色ではなかったり…。しかも風が強くて寒い!
なので、反対側に移動しました。ここは初日にも撮影したポイントなんですが、天気が良く空が澄んでいるのでこの日のほうが断然良い写真が撮れました。
しかし、この後にトラブルが…。
近くにあるパノラマ台まで行ってさらに写真を撮り、お昼に山梨名物のほうとうを食べて帰ろうかなーと思っていた矢先。
ぼくはメガネでバイクに乗っていて、ヘルメットの着脱時にはメガネを外す必要があるので、いつも荷台の箱の上にメガネを置いといてヘルメットを被るのですが、この日の強風でメガネが落ちてそれを気付かずに踏んでしまい、レンズが片方取れてしまうというアクシデントが発生。
不幸中の幸いで割れてはいなかったので、無理やりはめ込んだけどかなり不便な視界になってしまった…。仕方がないので、もう寄り道せずにまだ交通量が少ないうちに帰ることに。
写真を撮る余裕もなかったので帰り途は割愛しますが、安全運転でなんとか昼過ぎには無事に帰ってくることができました。
最後の最後で肝を冷やす出来事があったせいか、のんびりしてたはずなのに、なんだか疲れる印象になってしまった旅でした。油断大敵ですね。
ヘルメット着脱時のメガネの置き場所はちょっとなんとかしたいなぁ…。
富士吉田ツーリング&湯治の旅③
3日目
起きたらまず朝風呂。ふぃー。
その後はご飯を食べてゴロゴロとしてたのですが、さすがに暇を持て余してきたので出かけたくなってきました。
この日も天気が悪いという予報だったのですが、昨日深夜から降っていた雨が止んだ後は徐々に晴れてきたので、せっかくだから昼から出発することにしました。
宿の人にこの辺で景色がいい場所を聞くと、新倉山浅間公園という場所から富士山がよく見えるようで、バイクで15分くらいで行けそうなのでまずはそこに行ってみることに。
少し道に迷いつつも、特に何事もなく到着しました。
残念ながら厚い雲が出ており、しかももう昼過ぎなので太陽が上にあってちょっと微妙な感じ。時間は朝の方が良さそうですね。また明日こようかな?
ナビの表示では片道2時間くらいなので、なんとか陽が暮れる前に戻ってこれそう。
しばらく走り、道の駅なるさわで一息。
その後は車通りも少なくなり、快適に走ってたのですがなんだかちょっと違和感が。特に登りでぜんぜんスピードが出ない。
後から知ったのですが、ベンリィの空冷エンジンは標高が高くなるとパワーが落ちるみたいですね。
しかしこのときはなんだかわからず、しかも天気がなんだか怪しくなってきました。というより雲に入ったのか?
だんだん心細くなってきて引き返そうかな…と思ったのですが、お腹が空いていたのもあり進み続けることに。
しかし標高が高いうえに陽が当たらないのでとにかく寒い…歯をガチガチ言わせながら走り続け、14時半頃ようやく富士宮市街に到着。
さっそく事前に調べていたお店に行った…のですが
やっておらず。
仕方がないので、来る途中で見た別のお店に入ることに。こちらは営業中で、快く迎え入れてくれました。
お店の猫も歓迎
待望の富士宮焼きそばで、冷えきった体にようやくカロリーを補給。
うん、うまい。びっくりするほど美味ではないけど、なんて言うか、優しい味で素朴な感じ。本来B級グルメってそういうものかもしれませんね。
食べた後は日暮れまでの時間が迫っているので、そそくさと来た道を帰ります。富士宮の滞在時間1時間未満。
行きの道でも悪かった富士山周囲の天気はさらに悪くなっており、だんだんと視界もひどくなってきました。20m先も見えないくらい。
やばいやばい
寒さと霧に絶望的な気持ちになりましたが、幸い他の車はほとんど居なかったので、安全運転でなんとかまた道の駅なるさわまで帰還。その頃には霧はもうなくなっていたので、やっぱり雲の中だったみたいですね。
行きにちらっと見て気になっていた、ブラウニー専門店に立ち寄りお土産にブラウニーを購入。
なんだかんだで富士吉田に戻る頃にはすっかり夜になっていました。
富士吉田市街で夕食の弁当を買って、また真っ暗な山道をヒヤヒヤしながら宿に帰ったあとは温泉へ。冷えきった体が解れていくのが本当に気持ちよかった。
湯治も明日で終わりかぁ。なんだかんだであまりじっとしてないですね。