東海道五十三次徒歩の旅 15日目(名古屋〜桑名〜四日市)
10月26日
6:30
起床。ホテルの浴場で朝風呂。
10月中のゴールを踏まえ、今日は勝負をかける日としたい。名古屋から一気に40km近く歩いて四日市まで行きたいので、気合を入れて準備する。
前日の足の指の股にできた傷は、親指と人差し指をテープで巻いて固定してみた。これでなんとかなるといいのだが。
7:45
出発!少し歩いてみたが、足の痛みはなんとか我慢できる範囲だ。まずは名古屋駅を目指して歩く。
8:20
名古屋駅に到着。
せっかく名古屋に来たのでモーニングを食べたい。ネットで調べたところ、トップフルーツという青果店のモーニングがフルーツ食べまくりですごいらしい。
名鉄名古屋の地下にもあるようなので勇んで行ってみたが、こちらの店舗は小さいからなのかモーニングサービスはやっていなかった。
仕方がないので普通にフレッシュジュースを飲んだ。
8:50
駅の近くではこれといった店に入れず、諦めかけたところにあった喫茶店でモーニングを食べる。
せっかくなので小倉トーストにした。
支留比亜
あまりのんびりしている暇はなかったので、30分ほどで席を立ち出発した。
11:50
びっくりドンキーで昼食。どこに行っても同じような店に入っている気がする。
13:45
14:35
長良川を渡る。
もともと名古屋からこの辺りまでは大きな川が多く、しかも当時は橋がかかってなかったため、東海道を征く旅人は熱田から「七里の渡し」と呼ばれる船で桑名まで渡っていた。
それに則ると、桑名までは乗り物を使っても良いような気がしたのだが、それもどうかと思ったので国道1号線に沿って歩いているのだ。
15:30
七里の渡し跡に到着。
今は周囲が公園になっており、すこし休んで行くことにする。
ウエディングドレスを着たカップルとスタッフ的な人が写真を撮っていた。結婚式用の写真撮影だろうか。
それはいいのだが、こいつらはなぜか『じゃあちょっと場所変えましょう』と、僕が座ってるところにおもむろに近づいてくるのだ。
ここはお前らのプライベートスペースじゃないんだぞ、と思うも、所詮よそ者の弱さでしぶしぶ立ち上がり離れた。
変な感じに休憩が途切れてしまった。ちょっと行った先にマクドナルドがあるようなのでそれを目指して歩く。
16:10
18:10
陽が落ちる。この時期はどうしても陽が短いので、旅には向いていないのかもしれない。
いずれにせよ、やることは国道1号線を無心に歩き続けるのみ。
途中でイオンモールがあったので休もうと思うが、駐車場がでかすぎてそこまで歩くのが大変なのであきらめる。
遠い…
もう余裕は全くなく、ちょっとでも無駄に歩きたくないという思いが支配しているようだ。
20:00
四日市駅に到着!!
かれこれ12時間歩いた。1日での移動距離はこの旅一番になる。
昨日予約しておいたホテルに入る。まずはゆっくりしたかったが、この後に行こうとしている店が21時までだったので、ざっとシャワーを浴びたらすぐ外出した。
まじうめぇ
食後はホテルに戻り、明日泊まろうと思っていた関宿のゲストハウス「石垣屋」さんに電話。部屋はあるようだったが、いきなり『ホームページの利用心得はちゃんと読みましたか?』と聞かれてちょっと面食らう。
まあ、世の中にはいろんな人がいるからいろいろと苦労があるんだろうな。
その後はホテルのコインランドリーで洗濯したりユニットバスにお湯を溜めて入浴したりブログを書いているとあっという間に23時を過ぎる。
疲れを抜くために早く寝なければ…と思うも、ついついテレビでやってたドラマが気になり夜更かししてしまった。うーん。