東海道五十三次徒歩の旅 12日目(浜名湖〜新居〜白須賀〜二川〜御油)
10月23日
8:00
起床。
朝風呂行った後に二度寝。
10:00
寝坊してしまい、予定よりも遅れて出発。温泉のおかげか疲労がだいぶやわらいでいるし、痛めていた足首も徐々によくなってきたので今日は行けるだけ行ってみることにする。
11:00
弁天島駅に着く。
その名前と浜名湖の中にあるという場所から何かあるかと思ったが、特に何も特別なことはないこじんまりした駅だ。
歩道橋でぼーっとしていると、目の前を新幹線が通り過ぎていった。
11:20
頑張れ加藤さん小林さん
11:50
新居町駅のあたりに着く。
そろそろお昼時でお腹が空いてきたところだった。せっかく浜名湖に来たので、通りにあったお店に入り、うなぎを食べる。
うな丼並1150円。安い。
このお店はなんでも50年の歴史があるらしい。
会計の時にお店のおばあさんに話しかけられたので、東京から京都まで歩いていくと話すと、ちょっと前には11日で歩いた高校生がいたと教えてくれた。
11日って…早すぎだろう。俄かには信じがたいが、やはり若さがなせるものなのだろうか。自分には絶対無理なペースだ。
12:15
新居関所に着く。観光地として有名なようで、ちらほらと人の姿があった。
規模は小さく、少し離れるとなんとも鄙びた感じの住宅街に入った。ガイドブックを頼りに黙々と歩く。
ローカル感溢れるスーパーと服屋
13:00
その後、旧東海道沿いに歩き続けたのだが、途中にコンビニなどがまったく見つからず喉の渇きが危険な状況に。
国道1号線に出れば何かあるのかもしれないが、それなりに離れており、また、もう少し行けばさすがに何かあるだろうと勝手な期待をして進むものの、まったく何も見つからずただただ家ばかりが続く。
折からの陽射しの強さもあり、熱中症が頭をよぎったタイミングでようやく自販機を見つけ、難を逃れた。
危なかった。いつまでもあると思うな、自販機とコンビニ。
13:35
汐見坂の下に着く。
正直、もう坂という地名が出てくるだけでうんざりしてしまうようになっている。
遠くに坂がすでに見える。うんざり
どれくらいの坂かよくわからないので、ペース配分もわからずひたすら登る。幸い坂は長くは続かずに、10分ほどで登りきった。
登った先に公共の休憩所「おんやど白須賀」があり、ありがたくベンチに座って乱れまくった息を整えた。
14:25
いつまでも続くかと思われた静岡を抜けて、ようやく愛知県入り！
さて、この先は旧東海道的に面白い場所が特に無く、ガイドブック曰く、江戸時代にも「夜道慎むべし」と通知されていたという何も無いエリアだという。
なので二川まではひたすら国道1号を歩くことに。
なんにも無い。街灯も無い。
15:30
右が旧東海道
しばし歩き二川宿に入る。
取り立てて何もなかったが、それなりに旧街道の趣を感じさせる道だった。
新聞配達所のバイクの上でくつろぐネコ
16:50
国道1号線に復帰。
17:30
びっくりドンキーに入りハンバーグを食べる。がっついていたのか写真が残っていなかった。
まだ宿は取らず、行けるとこまで行くことをここで改めて決意。景気付けに一つだけ持ってきていたアミノバイタルを飲む
また、少しでも荷物を軽くしようと、またここで荷物をリストラしてコンビニで送る。
19:10
足の裏に嫌な痛みがある。マメができる前兆だ。
迷ったがなるべくはやく対応した方が良いと思い、歩道橋の下に座り込み、サポーターを外して靴下を脱ぎ、テープを貼った。
幸いまだマメはできていなかったが、なんだか面倒というか、なんでこんなこと始めちゃったんだろうなぁ、としばし思い悩む。
まぁ半分超えちゃったしやり切るしか無いと自分を説得し、再び進む。
19:30
とうとう日本橋から300kmを達成！
20:45
ネットカフェを発見。でもまだ歩くよ。
21:45
御油駅のあたりでとうとう限界が来たので、ちょうど近くにあったビデオボックスに駆け込む。
あとはいつものようにシャワー、洗濯、ブログ更新を済ませた後、さすがに疲労困憊なのか23時には眠りについた。
こうやって振り返ると1日の中で楽しいことがほとんどないですね。いまさらっちゃいまさらだけど。
